537件。
申し込みボタンを押した数です。
その前に、何件のプロフィールを開いて読んだか。正直、数えていません。数百では足りないと思います。
スマホのIBJアプリを開いて、写真を見て、プロフィールを読んで、申し込むか止まるか判断する。この作業を、活動期間の6ヶ月間、繰り返し続けました。1件あたり5分前後。やめる時は5分もかけません。
その経験から言います。
男性はプロフィールを「ちゃんと読んでいます」。写真だけ見ていると思っていた自分自身が、一番そう思っていました。でも実際は違いました。写真の次に何を見ていたか。何を見て「会いたい」と思い、何を見て「静かに止まった」のか。全部話します。
男性は写真の次に「ここ」を見ています
最初は顔で止まります。でも申し込みを決めるのは別の場所でした
プロフィールを開いて最初に目がいくのは、メイン写真です。これは否定しません。
ただ、写真で「申し込もう」と思っても、その後でプロフィールの別の項目を確認して、手が止まることがあります。逆に、写真が「普通だな」と思っても、文章を読んで印象が変わることもあります。
写真は「入口」にすぎません。申し込みを最終的に決めるのは、その先です。
実家暮らしの欄を見て、静かに閉じていました
これは最初、自分でも気にしないつもりでした。
家族構成の欄に「実家暮らし」と書いてある。それだけで申し込みをやめていました。理由は単純です。「一緒に生活するイメージが湧かない」からです。
家賃を払う感覚、電気代を気にする感覚、炊事・洗濯を自分でこなす習慣。これが身についているかどうかは、一人暮らしの経験で大きく変わります。実家がベースの人と暮らし始めた時、そのギャップがどこで出るか。考えると、申し込みボタンを押せなくなりました。
「実家暮らし=ダメ」という話ではありません。ただ、「一緒に生活できるイメージ」がプロフィールから読み取れなかった。それだけです。
「会いたい」と思った女性プロフィールの共通点
「会いたい」と思った女性プロフィールの共通点
「事務職です」で終わっているプロフィールと、「病院の医療事務で、患者さんが安心して受診できるよう窓口対応を担当しています」と書いてあるプロフィール。読んだ時の印象が全然違います。
何の仕事をしているかより、どんな気持ちでその仕事をしているか。どこにやりがいを感じているか。その文章から人柄が読み取れるかどうかを、無意識に確認していました。
「この人、どんな人なんだろう」と思えた時、申し込みボタンを押していました。
固有名詞があると、お見合いの準備ができます
「旅行が好きです」より「先月、金沢に行って近江町市場でのどぐろを食べました」の方が、会う前から話題が考えられます。
プロフィールに固有名詞が多い人は、実際にお見合いをした後も自己開示が早い傾向がありました。逆に、ふわっとした書き方の人は、お見合いでも自分のことをなかなか話さないことが多かったです。プロフィールの深さと、その人の自己開示の深さは、比例していました。
カジュアル写真の「笑顔」で決めることがありました
今の妻のプロフィールを初めて開いた時、一番最初に目を引いたのはカジュアル写真の笑顔でした。
メイン写真はどこかしっかり感があります。カジュアル写真はそれとは違って、「素の顔」が出やすいです。気が抜けている瞬間、誰かと笑っている瞬間。そういう写真の方が、「この人と一緒にいる時間のイメージ」が湧きました。
笑顔がないプロフィールは、それだけで申し込みのハードルが上がりました。
「静かにスルーした」女性プロフィールの実録
「毎年海外旅行」「推し活」で手が止まりました
否定したいわけではありません。趣味は人それぞれです。
ただ、正直に言います。「毎年海外旅行に行きたい」という一文を見た時、「この人と結婚したら、お金はどう使うんだろう」と考えてしまいました。推し活も同じです。どのくらいの熱量か、どのくらいのお金が動いているか、プロフィールからは読み取れません。
「気になる」と思った時点で、申し込みを止めました。趣味を否定しているのではなく、「一緒に生活するイメージが湧かなかった」と言う方が正確です。
お相手への希望欄に年収・身長を数字で書いてありました
条件を持つこと自体は普通のことです。
ただ、数字を明記しているプロフィールを見ると、「こちらも同じように数字で評価される」という印象を受けました。それよりも「一緒にいて楽しい時間を作れるか」を大事にしたかった自分には、合わないと感じました。
自己PRが短い人は、そこで終わりでした
3行以内の自己PRを見ると、「この人自身がやる気がないのか、相談所がやる気がないのか」のどちらかだと思いました。どちらにしても、申し込みには至りませんでした。
プロフィールを丁寧に書くことは、「あなたに会いたい」という意思表示です。その熱量が感じられないと、こちらも申し込む気になれませんでした。
カジュアル写真は「スマホアプリ」で確認していました
写真のギャップに何度も驚かされました
メイン写真と実物のギャップが大きかった経験は、一度ではありません。
気づいてからは、IBJのスマホアプリで必ずカジュアル写真を確認するようにしました。アプリで見る方が、加工の影響を受けにくいです。カジュアル写真がぼやけていたり、明らかに古そうな写真だったりすると、「長期間活動している人かもしれない」と判断しました。
ギャップが大きいと、お見合い当日の印象が下がります。それは相手にとってもマイナスです。
カウンセラーPRは「ほぼ参考にしませんでした」
正直に言います。担当カウンセラーのPRコメントは、あまり判断材料になりませんでした。
理由はシンプルです。カウンセラーのPRは本人の自己PRをベースに書かれていることが多いからです。自己PRがしっかり書いてある人のカウンセラーPRはしっかりしていて、自己PRが薄い人のカウンセラーPRも薄い。本人の自己PRが一番の鏡だと思っていました。
FAQ
- 実家暮らしと分かったら、絶対に申し込まない方がいいですか?
-
絶対ではありません。ただ、「一緒に生活するイメージが湧くかどうか」という基準で考えると、実家暮らしの人とは「どうやって二人の生活を作るか」を一から話し合う必要があります。それが苦にならない人であれば、気にしなくていいです。個人的には、避けた方が無難だと思っています。
- 自己PRはどのくらいの分量を書けばいいですか?
-
「短すぎてやめた」という経験は何度もあります。「長すぎてやめた」という経験はほぼありません。迷ったら長く書く方がいいです。ただし、内容が薄い長文は逆効果です。仕事の話・趣味の固有名詞・理想の生活像。この3つが具体的に書いてあれば、印象は大きく変わります。
- カジュアル写真は何枚用意すればいいですか?
-
枚数より「笑顔が1枚あるかどうか」の方が大事です。完璧に整えた写真より、誰かと笑っている瞬間の写真の方が、「一緒にいる時間のイメージ」が湧きます。メイン写真との差が大きくなりすぎないよう、ナチュラルな状態で撮ることをおすすめします。
- お相手への希望欄は書いた方がいいですか?
-
書くこと自体は問題ありません。ただ、年収・身長などを数字で明記すると、相手に「数字で評価される」という印象を与える可能性があります。「一緒に笑える人」「価値観が合う人」のような書き方の方が、受け取られ方が変わります。
プロフィールを整えて申し込みを増やしても、成立率が分からないと先が見えません。537件申し込んで分かった「成立率の正体」を数字で解説しています。

結論:プロフィールは「申し込みたい気持ち」の証明です
537件申し込んで分かったのは、プロフィールの出来が「申し込む気があるかどうか」の証明になっているということです。
写真だけではありません。自己PRの文量、趣味の具体性、仕事の書き方。それらが薄い人は、お見合いでも自己開示が薄い傾向がありました。プロフィールはその人の「婚活への向き合い方」そのものです。
今婚活をしている人に一つだけ伝えるとしたら、これです。
プロフィールは、会う前の自分の代わりです。あなたの代わりに、スマホの画面の中で相手に語りかけています。笑顔の写真があるか、具体的な言葉があるか、この人と話したいと思えるか。それが「申し込み」を引き出します。
プロフィールで「会いたい」と思ってもらえたら、次は当日の振る舞いが勝負です。48人と会って磨き上げた、お見合い当日の「おもてなし思考」を公開しています。



コメント