【48戦の実録】婚活で「地雷を踏み続ける男」の思い込み。また消耗しているなら、相手より先に自分を疑え

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3回目のデートを終えて、駅に向かって並んで歩いていた時のことです。

隣を歩く彼女がスマホを見ながら、僕の目も見ずにこう言いました。

「あ、来週なんですけど、友達と旅行が入っちゃってデート無理になりました。また予定分かったら連絡しますねー」

おしゃれなバルの会計を、さっき一人で支払ったばかりでした。「あ、この人にとって僕は、週末に美味しいご飯を食べさせてくれる、都合のいいおじさんなんだ」

その瞬間、ようやく現実が見えました。帰宅後、お礼LINEを送りました。返ってきたのはスタンプ1個。数日後に「次いつ空いてる?」と送ると、一週間経っても既読すらつかない。結局、相談所から「交際終了」の通知が静かに届きました。

残ったのは、空っぽになった財布と、ひどい自己嫌悪だけでした。これは僕の失敗談です。でも、おそらくあなたも似たような感覚を、一度は経験しているはずです。

目次

「また地雷だった」は、本当に相手のせいか

婚活でこんなことを繰り返していませんか。

デートのたびに消耗する。なのに終われない。やっと終わったと思ったら、また同じタイプを引き寄せる。

「どうして自分の周りには、こういう女性しか来ないんだろう」

48人とお見合いし、その全記録をExcelに残してきた僕が断言します。地雷を踏み続けている時、問題の9割は相手ではなく、あなたの「選び方」と「振る舞い方」にあります。これは責めているのではありません。かつての僕がそうだったからです。

【実録】「お客様」タイプとの、接待ゴルフのような1時間

婚活中盤、お見合いで「おっとりしていて可愛らしい雰囲気だな」と好印象だった女性がいました。

彼女の「美味しいイタリアンが食べたいな」というリクエストに応えて、何日もかけてリサーチし、口コミ評価の高いビストロを予約しました。当日、店内に入った瞬間から違和感が始まります。

席への案内、上着のサーブ。お店のスタッフがしてくれるすべてに対して、彼女は会釈ひとつしない。完全に「無言」で受けて立つスタイルでした。

メニューを開いても「何が美味しいんですかね?」と僕の顔を見るだけ。「じゃあ、この前菜とパスタはどう?」と提案すると「あ、それでいいです」。

会話のキャッチボールではなく、僕がひたすら話題を提供し、彼女がそれを審査する時間が続きました。

料理の提供が少し遅れた時、彼女はあからさまに不機嫌な顔になり、カトラリーをカチャカチャと鳴らしながらこう言いました。

「まだ来ないんですかね。コウさん、ちょっと店員さんに聞いてみてくださいよ」

まるで、ツアーコンダクターとそのクレーム客。お会計はもちろん全額支払いました。お店を出た後、彼女から出た言葉は「あー、お腹いっぱい。ごちそうさまでした」の一言だけ。財布を出す素振りは、1ミリもありませんでした。

帰り道、僕を襲ったのは充実感ではなく、接待ゴルフを終えた後のような、泥のような疲労感でした。

それでも2回目を誘った。なぜか

この後、僕は2回目のデートを誘いました。

自分でも信じられません。でも、当時の頭の中はこうでした。

「ルックスがドストライクに好みだった。付き合えたら男として誇らしい。回数を重ねれば、きっと心を開いてくれるはず」

さらに致命的だったのは、「彼女が不機嫌になったのは、僕のエスコートが下手だったからだ」と思い込んでいたことです。問題を相手ではなく、自分に押し付けていました。これが、地雷を踏み続ける男の最大の思い込みです。

地雷を踏み続ける男の「3つの思い込み」

8戦の記録を振り返ると、地雷を踏み続けていた時期の自分には、共通した3つの思い込みがありました。

思い込み①「外見の好みで、人間性の冷たさを帳消しにできる」

当時の僕は、プロフィール写真が華やかな女性ばかりを追いかけていました。「顔がタイプだから、多少のわがままは僕が我慢すればいい」と、最初からハンデを背負って戦っていたのです。

今の自分が当時の自分に言うなら、こうです。

「お前の包容力は無限じゃない。結婚生活は何十年も続く日常の地続きだ。毎日、機嫌を伺って、接待し続ける生活のどこに幸せがある?」

外見の好みで、相手の人間性を帳消しにしようとする。これをやっている限り、地雷を踏み続けます。

思い込み②「デートは『合格点をもらうための試験』だ」

デートが「相手に気に入られなきゃいけない場」になっていると、相手が「お客様」になっていきます。「高級なお店を予約しなきゃ」「沈黙を作らないように喋り続けなきゃ」「割り勘なんて提案したらフラれるかも」

こうやって自分をすり減らせば減らすほど、お相手の地雷な部分はどんどん引き出されていきます。あなたの「ビクビクした姿勢」が、相手を審査員に育てているのです。

思い込み③「最初の違和感は、気のせいだ」

最初のデートで「あれ?ちょっと引っかかるな」というアラートは、必ず鳴っています。

それなのに「せっかくマッチングしたんだから」「次いつ会えるか分からないから」と、その違和感に蓋をして仮交際を続けていました。当時の自分への一言はこれです。

「最初の違和感は100%正しい。そこでNOと言う勇気を持たないのは、優しさではなく現実逃避だ。傷口が深くなる前に、自分で自分を守れ。」

【実録】初回お見合いで見るべき、2つのサイン

地雷を踏まなくなってから、僕が初回の1時間で必ず確認するようにした基準が2つあります。

サイン①「店員さんへの態度」

ホテルのラウンジでお見合いをしていた時のことです。会話が盛り上がり「この人はいいかもしれない」と手応えを感じていた矢先、相手の女性が店員さんに対して、目も合わせず、顎で指図するような仕草をしました。

その瞬間、すべてが冷めました。

「今は僕に丁寧に接してくれているけれど、数年後に家族になった時、彼女が僕に向けるのはあの態度なんじゃないか」

店員さんへの態度に、その人の本性が出ます。婚活の場で取り繕えても、店員さんへの瞬間的な対応だけは隠せません。

サイン②「遅刻後の謝罪の中身」

婚活の序盤、清楚な写真が印象的だった女性とのお見合いでの話です。約束の時間を15分過ぎて、涼しい顔で現れた彼女が最初に放った言葉はこうでした。

「すいません、なんか今日、駅がすごく混んでて〜。あ、席どこですか?」

「すいません」と言いながら、声のトーンは完全に「電車のせい」「駅のせい」。僕の15分を奪ったことへの心からの申し訳なさは、1ミリも感じられませんでした。

当時の僕は「まぁ、無事に会えたんだからいいか」とスルーしてしまいました。結果、1回目のデートでも15分遅刻。2回目は「完全に寝坊しました、1時間遅れます」という連絡が待ち合わせ直前に届きました。

遅刻そのものより、その後の言葉と態度を見てください。ミスへの向き合い方が、その人の性格そのものです。

消耗しているのに終われない時、心の中で何が起きているか

婚活の中盤、30人以上と会っても全く成果が出なかった時期、僕はこの生き地獄を経験しました。

毎週のデートに向かう電車のホームで「あぁ、行きたくない。お腹が痛くなってきた」と体が拒絶反応を起こしているのに、交際を続けていました。なぜ終われなかったのか。当時の心理は3つでした。

「ここで諦めたら、今までの投資がゼロになる」「この人を逃したら、もう次はない」「私がもっと頑張れば、きっといつか変わる」

見切りをつけるきっかけは、友人の一言でした。

居酒屋で愚痴をこぼした時、友人が真顔でこう言いました。

「コウ、お前さ、結婚して幸せになりたいんだよな?今のお前、全然幸せそうに見えないし、どんどん死んだ魚の目になってるぞ。そんなに自分を削ってまでする婚活って、何のためなんだ?」

家に帰り、洗面台の鏡で自分の顔を見ました。疲れ果てて、全く笑っていない男の顔がありました。「僕は彼女に好かれたいんじゃなく、ただ『交際終了』という失敗から逃げたいだけなんだ」翌日、仮交際をすべて終了させました。

「結婚相談所にいるから、きっと大丈夫」という思い込みの崩壊

そして、止めを刺すような出来事がありました。

遅刻を繰り返していた女性から、ある日「仮交際不成立」の通知が届いたのです。遅刻したのは彼女の方です。誠意ある謝罪も、一度もありませんでした。それでも僕は待ち続け、気を遣い続けた。

通知を見た瞬間、不思議なことに怒りは出てきませんでした。

呆れと、虚しさだけでした。

「怒りすら出ない。アホな人には、怒る気力も湧かないんだ」

そう気づいた時、ようやく自分がどれだけ消耗していたかを実感しました。結婚相談所に在籍しているから、きっとチームメイトになれるはず。なんとかすれば大丈夫なはず。

その思い込みが、完全に崩れた瞬間でした。

結婚相談所のカウンセラーが言った「その人はチームメイトではありません」

消耗していた頃、カウンセラーに現状を報告した時のことです。

「その人はコウさんのチームメイトではありません」

その瞬間、最初は「努力を全否定された」ような気がして反論したくなりました。でも、カウンセラーはこう続けました。

「コウさん、結婚は二人で組む人生の最小チームなんですよ。でも今、あなたは一人で試合に出て、一人で走って、相手は観客席からあなたを評価しているだけ。それはチームメイトではなく、ただの審査員です」

この言葉が、僕の歪んだフィルターを粉々に打ち砕きました。「僕は彼女をチームメイトに『しよう』と必死になっていただけで、最初から彼女にその気はなかったんだ」悔しさと同時に、「もうこれ以上、一人で頑張らなくていいんだ」という安堵感が押し寄せてきました。

「本物のチームメイト」との違いは、最初の沈黙でわかる

今の妻と初めて会ったのは、グランドプリンスホテル新高輪「もみじ」のラウンジでした。45〜46回目のお見合いです。転換点になったのは、自己紹介が一通り終わって、最初に会話が途切れた瞬間でした。

それまでの地雷系女性であれば、この沈黙は「次のネタはまだ?」という無言のプレッシャーになっていました。僕はいつも焦って、必死に次の質問をひねり出していました。

妻は違いました。

気まずそうにするわけでも、品定めするように待つわけでもなく、穏やかな笑顔のまま、自分が注文した紅茶を「美味しいですね」と本当に嬉しそうに味わっていました。

そしてカップを置くと、僕の目を真っ直ぐ見てこう言いました。

「コウさん、お忙しいのに今日はお時間作ってくださって本当にありがとうございます。なんだか、こうして静かにお話しできるだけで、すごくホッとしますね」

この瞬間、僕の体から一気に力が抜けました。「あ、この人の前では、エンターテイナーにならなくていいんだ」

それまでの婚活は、常に戦いであり、接待でした。でも、妻との時間は出会って10分で、そこに二人でいるだけで心地いいという絶対的な安心感に包まれていました。「あ、僕がずっと探していたのは、この空気感だったんだ」と、お見合いの最中に確信しました。

FAQ

地雷かどうか、初回のお見合い1時間で判断するのは早すぎませんか?

マナーの違和感については、即判断でいいです。店員への態度、遅刻後の謝罪の中身、これらは「個性」ではなく「人間の土台」の話です。ただし「話すのが苦手そう」「リアクションが薄い」といった個性の違いは、2〜3回会ってから判断してください。

消耗しているのに「もう少し頑張れば変わる」と思ってしまいます。

変わりません。断言します。受け身や自分を棚に上げる考え方は、長年かけて形成されたものです。数回のデートで書き換わるものではありません。判断基準はシンプルです。「会う前より会った後の方がエネルギーがある」かどうか。会うたびにドッと疲れるなら、それはスキルの問題ではなく相手の問題です。

結婚相談所に在籍している女性なら、真剣だから大丈夫と思っていました。

僕も同じ思い込みを持っていました。在籍しているだけでは、チームメイトになれる保証はありません。受け身100%の女性、遅刻しても誠意のない女性は、相談所の中にも一定数います。「相談所にいるから誠実なはず」というフィルターは、今すぐ外してください。

地雷女性を引き寄せないために、まず何を変えればいいですか?

一つだけ変えるなら「デートを試験だと思うのをやめる」ことです。相手に合格点をもらおうと必死になるのをやめた瞬間から、あなたは「審査される側」ではなく「対等にチームメイトを探す側」になります。その姿勢の変化が、出会う人の質を変えます。

結論|「都合のいい男」を卒業した瞬間、婚活の景色が変わる

かつて48戦してボロボロになっていた自分に、今の自分が声をかけるなら、迷わずこう言います。

「おい、そんなにビクビクしながら、誰のための人生を生きてるんだ?」

あなたが婚活で出会うべき人は、あなたを品定めする審査員ではなく、対等に笑い合えるチームメイトです。

見極める基準はシンプルです。

  • お店選びを一緒に楽しんでくれるか
  • 「ありがとう」を言葉にしてくれるか
  • あなたが無理をしていないか

相手の顔やスペックという「看板」に惑わされるのをやめてください。そして、自分を大きく見せる接待の武器を、一度すべて床に置いてみてください。

武器を置いた等身大のあなたを見て離れていく人は、ただの地雷です。そんなあなたを「居心地がいいね」と受け止めてくれる人こそが、本物のパートナーです。

相手より先に、自分の「選び方の思い込み」を疑うこと。あなたが都合のいい男を卒業した瞬間から、婚活の景色は驚くほど温かいものに変わっていきます。


「選び方の思い込み」を直したら、次は相談所選びの設計です。48戦の末に辿り着いた、30代男性が選ぶべき相談所の基準をまとめました。

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この記事を書いた人

30代から本格的に婚活をスタートした「コウ」です。
マッチングアプリや結婚相談所での試行錯誤を経て、現在は「戦略」を武器に理想の出会いを追求しています。

「お見合いで会話が続かない」「どの相談所を選べばいいか分からない」といった実体験に基づく悩みを、客観的な視点で解決するのが得意です。同じように日々戦う婚活世代に向けて、一歩先を行くための具体的なヒントを発信していきます。

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