連盟を間違えると出会える人が半分になる。30代男性のための相談所連盟入門

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正直に言います。

僕は最初、「結婚相談所なんてどこに入っても同じだろ」と思っていました。違いがあるとしたら、料金とカウンセラーの相性くらいだろうと。そんな程度の理解で、のんきに相談所を検索していました。

しかし、調べ始めて数日後。ある事実を知って、手が止まりました。

相談所が所属する「グループ(連盟)」が違うだけで、出会える相手のリストが、まるごと別物になる。

「……え、それ入会前に知っておかないと詰むやつじゃないか?」

慌てて全連盟を調べ直しました。候補にしていた相談所のうち、一つは会員数が約1.5万人の小規模連盟でした。もし何も知らないまま「家から近い」という理由だけでそこに入っていたら——会いたいと思える人が、一人もいない状況になっていたかもしれない。

その恐怖を、今でも鮮明に覚えています。

きっかけは、音声SNSのルームで婚活中だと話していた友人M君でした。M君の話を聞いて結婚相談所を調べ始め、連盟の仕組みに気づいた。あの会話がなかったら、僕は今ごろ「なんで会える人が少ないんだろう」と首をひねりながら、別の連盟で迷子になっていたかもしれません。

この記事は、僕が入会前に必死で調べた「連盟の仕組み」と、537件申し込み・48人とお見合いした実録から見えた「連盟選びの本質」を全部話します。難しい話は一切しません。ただし、これを知らずに入会すると、後から取り返しがつかない。それだけは最初に言っておきます。

目次

そもそも「連盟」とは何か。デパートのポイントカードで考えると一発で理解できる

難しい説明はしません。

結婚相談所の業界には、相談所が所属する「グループ」があります。これが「連盟」です。

同じグループ(連盟)に入っている相談所どうしは、お互いの会員データベースを共有して、お相手を探せます。しかし、グループが違うと、データベースは完全に別物。どれだけ素敵な人がいても、連盟が違うだけで、物理的に会うことができません。

デパートのポイントカードで考えると一発でわかる。

三越のカードを持っていても、伊勢丹ではポイントが使えない。同じ「デパート」でも、ネットワークが別だから。連盟もこれと同じです。

三越カード = IBJ加盟の相談所

伊勢丹カード = TMS加盟の相談所

高島屋カード = BIU加盟の相談所

どのカード(相談所)を選ぶかで、「出会える相手」が決まってしまう。

これを入会後に知った人間がどうなるか、想像してみてください。婚活仲間の話で「いいな」と思う人がいても、連盟が違うだけで申し込みすら届かない。その「壁の存在」を、僕は事前に知っておけたことに、今でも心から安堵しています。

主要連盟の会員数を正直に比較する。この数字で入会後の景色が変わる

現在、日本の主要な結婚相談所連盟は実質5つです。

なお、「良縁ネット(Rnet)」という連盟が検索に引っかかることがありますが、これは2023年8月にTMSに吸収合併されてすでに消滅しています。ネット上に古い情報が大量に残っているので注意してください。

連盟名会員数の目安加盟相談所数主要エリア
IBJ(日本結婚相談所連盟)約10万名超約4,777社全国
TMS(全国結婚相談事業者連盟)約84,752名※約1,300社全国
JBA(日本結婚相談協会)約70,000名約231社西日本
BIU(日本ブライダル連盟)約52,000〜66,000名約1,600社関東・中部
NNR(日本仲人連盟)約14,000〜15,000名約750〜850社関東

※TMS+CONNECT-ship合算(2025年6月時点)。関東エリアだけで約36,369名と最多。TMSはSCRUMと呼ばれる独自のデータベースシステムを運用しており、CONNECT-shipとの連携で全国規模の会員にアクセスできます。

IBJとNNRを比べると、会員数に約7倍の差があります。

「10万人いるから大丈夫」は大間違いだった

ここで実体験を正直に話します。

IBJに入って、最初の申し込みを始めた時。「10万人もいるなら、すぐ会えるだろう」と思っていました。

甘かった。

年齢・居住地・職業・価値観・年収……。自分の希望条件で絞り込むと、10万人という数字はみるみる縮みます。「この人に会いたい」と思える相手を探して、申し込んで、断られて——を繰り返した結果、僕が会えたのは537件申し込んで48人でした。

成立率にすると約7%です。

この数字、低いと思いますか?これでも、業界平均(約6.6%)より上なんです。

つまり、分母が小さい連盟に入っていたら——100件申し込んで2〜3人しか会えない、という計算になります。それでは、自分に何が足りないのかを判断する「データ」すら集まらない。

母数の絶対量が、婚活の「スピード」を決める。これが、537件申し込んで実感した現実です。

「連盟をまたぐ共有DB」という抜け道の正体

ここで少し複雑な話をします。

「CONNECT-ship」と「SCRUM」という、複数の連盟をまたいでデータベースを共有する仕組みがあります。たとえばNNR(約1.5万人)に加盟している相談所でも、CONNECT-ship経由で最大約5.5万人の情報にアクセスできるケースがあります。

「じゃあどの連盟でも同じじゃないか?」と思うかもしれません。

違います。

この共有DBを使えるかどうかは相談所によって異なります。使える相談所もあれば、使えない相談所もある。入会前に必ず確認が必要です。さらに、共有DB経由で会える人数を加算しても、IBJの10万名には届きません。

「分かりやすい大きい場所」で戦う方が、シンプルに強い。これが結論です。

「IBJとTMS両方使える相談所」の落とし穴

婚活仲間のM君から聞いた話で、知っておいてほしいことがあります。

IBJとTMSの両方に加盟している相談所が、一定数存在します。1つの相談所に入るだけで、両方のデータベースが使えるケース。一見お得に見えます。

ただし、構造を正確に理解してください。

IBJだけ加盟の相談所 → IBJ会員(約10万名)にしか会えない TMSだけ加盟の相談所 → TMS会員にしか会えない 両方加盟の相談所 → 両方使える。ただし料金が上乗せになるケースがある

「両方使えるなら、多少高くても元が取れるんじゃないか?」

正直に言います。微妙です。

料金を余分に払って両方のデータベースにアクセスできたとして、自分の希望条件で絞り込んだ後に「出会いが劇的に増えたか」というと、そうでもない。IBJだけで10万名いる中で、条件に合う人を探し切れていない段階で「TMS分も欲しい」と言っても、焼け石に水になりやすい。

コウの本音はシンプルです。

IBJ一択で、問題ありません。

余分なコストを払うより、IBJの申し込み枠を増やして、プロフィール写真に投資して、デートの質を上げる。その方が、成婚への近道です。

なぜIBJを選んだか。正直に言うと「怖かっただけ」です

格好いい理由は何もありません。

「連盟が違うと出会える人が変わる」と知った時、僕は単純に怖くなりました。時間もお金も、有限です。30代という年齢を使って婚活をする以上、「会いたい人がいない」という最悪の事態だけは避けたかった。

だから、一番大きいところを選びました。それだけです。

「同じIBJ内なら、相談所を変えてもやり直せる」という発見

連盟の仕組みを調べていて、もう一つ気が楽になったことがあります。

同じIBJ加盟の相談所なら、引っ越しても、相談所を変えても、活動データを持ち越せる。

「今の相談所のカウンセラーと合わなかったらどうしよう」「一度入ったら後戻りできない気がして怖い」——そういう不安が、この事実を知った瞬間に消えました。

連盟の仕組みを知らないと、絶対に気づかないメリットです。入会前に「もしもの選択肢」が見えていると、気持ちの余裕がまったく違います。

連盟の次に確認すること。「月の申し込み上限」で成婚速度が変わる

連盟を決めたら、次に必ず確認してほしいことがあります。

「月に何件、申し込めますか?」

これを聞かずに入会している人が、驚くほど多い。

多くの相談所では、月の申し込み件数に上限があります。「月30件まで」という相談所の場合、成立率4〜7%で計算すると、月に1〜2人と会えれば良い方です。

1〜2人。1ヶ月で。

これでは、自分の立ち位置すら分からないまま、時間だけが消えていきます。「なんで成果が出ないのか」の原因も、データが少なすぎて分析できない。

僕が「月100件」という数字にこだわった理由

僕がウェルスマを選んだ決め手の一つが、月100件の申し込み枠でした。

100件あれば、こういう配分ができます。
50件:自分のスペックに近い層(着実なマッチングを狙う) 30件:少し背伸びした層(自分の市場価値を測る)
20件:完全なチャレンジ枠(ノーリスクで試す)

婚活は、申し込みながらデータを集めて、少しずつ修正していくゲームです。申し込み枠が少ない場所では、このPDCAが最初から回せません。

「月30件の相談所で頑張ります」と言うのは、「弾が30発しかないのに、1,000人の敵と戦います」と言っているのと同じです。

連盟と母数を確保したら、最後は「カウンセラーの質」で決まる

同じIBJ加盟の相談所でも、カウンセラーの質には天と地の差があります。これは入会してから気づいても、もう遅い。

僕が「連盟の次に」重視した条件は、たった2つです。

①月々の費用が、精神的に無理なく続けられるか
婚活は長期戦になることがあります。月会費が高いと、「早く元を取らなきゃ」という焦りが生まれて判断が狂います。焦った婚活が、うまくいった試しがない。

②自分の戦略を否定せず、冷静にアドバイスをくれる担当者か
「誠実にしていれば大丈夫ですよ」だけのカウンセラーは、婚活の役に立ちません。なぜ断られたのか。何を変えればいいのか。それを一緒に言語化してくれる人が、本当に必要な伴走者です。

「誠実にしていれば大丈夫ですよ」だけのカウンセラーは、婚活の役に立ちません。なぜ断られたのか。何を変えればいいのか。それを一緒に言語化してくれる人が、本当に必要な伴走者です。

オンライン完結型を選んだ、正直な理由

店舗型の相談所は、建物の家賃・スタッフの人件費・内装コストが、月会費に上乗せされています。

はっきり言います。IBJのデータベースは全国共通です。ウェルスマで入っても、有名な店舗型相談所で入っても、会えるお相手は同じ。変わるのは「自分が払うコスト」だけです。

差額を、プロフィール写真の撮影代・デート代・自分磨きに回す。これが、コスパで考える30代男性の正解です。

FAQ:連盟選びで迷ったら読んでください

「CONNECT-ship」加盟の相談所なら、IBJと同じくらい会えますか?

CONNECT-ship経由で最大約5.5万人にアクセスできるケースがあります。ただし、IBJの10万名超と比べると会員の絶対数に差があります。希望条件が絞られるほど、その差がじわじわ出てきます。「アクセスできる人数」だけでなく、「自分の希望条件に合う人が何人いるか」を必ず入会前に確認してください。

IBJとTMSの両方に加盟している相談所は、入る価値がありますか?

正直、微妙です。料金が上乗せになるケースがある一方で、希望条件で絞り込んだ後に「出会いが劇的に増えた」と感じられるかどうかは不透明です。IBJだけで10万名の母数がある以上、まずはその中で申し込み件数を最大化する方が効率的です。両連盟加盟を検討するなら「追加コストを払う具体的なメリットが自分にあるか」を、入会前に数字ベースで確認してください。

入会前に「自分に合った人が何人いるか」を確認できますか?

できます。無料相談の場で「私の希望条件(年齢・居住地・職業など)で、今登録している方は何人ですか?」と、具体的に聞いてください。この質問に対して数字で答えられない相談所、あるいはごまかして話を変える相談所は、信頼性に疑問があります。全体の「10万人」という数字より、「あなたにとっての対象者が何人か」の方が、100倍重要です。

検索すると「良縁ネット」という連盟が出てくるのですが?

2023年8月にTMSに吸収合併されて、すでに消滅しています。ネット上に古い記事が大量に残っているため混乱しますが、現在は存在しない連盟です。この種の古い情報に引っ張られて判断を誤らないよう、情報の鮮度には常に気をつけてください。

まとめ:「どこに入るか」より「何を確認してから入るか」が全てだった

整理します。

STEP
連盟を選ぶ(会員の母数を確保する)

自分の希望条件に合う人が、実際に何人いるか数字で確認する

STEP
申し込み上限を確認する(試行回数を確保する)

月何件まで申し込めるか。最低でも50件、できれば100件

STEP
費用とカウンセラーの質を確認する(継続できる環境か)

長期戦になっても精神的・金銭的に続けられるか

僕が537件申し込めたのは、この順番で選んだからです。

婚活仲間から「思ったより会える人が少ない」「希望に合う人が全然いない」という話を何度か聞きました。そういう人たちは全員、最初の「連盟選び」で何かを間違えていました。

戦略は、正しい場所に立って初めて機能します。どれだけ良いプロフィールを書いても、どれだけ準備しても、会える人がいない場所では意味がない。

まず、正しい場所を選んでください。


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この記事を書いた人

30代から本格的に婚活をスタートした「コウ」です。
マッチングアプリや結婚相談所での試行錯誤を経て、現在は「戦略」を武器に理想の出会いを追求しています。

「お見合いで会話が続かない」「どの相談所を選べばいいか分からない」といった実体験に基づく悩みを、客観的な視点で解決するのが得意です。同じように日々戦う婚活世代に向けて、一歩先を行くための具体的なヒントを発信していきます。

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