「今週もお断りか……。もう、一生独身で良くないか?」
週末にお見合いを繰り返し、結果に一喜一憂する日々。画面上の「終了」の文字を見るたびに、自分という人間を否定されたような気持ちになる。そんな経験、あなたにもありませんか?
「一人の自由」がどれほど気楽に見えるか、48人とお見合いをした僕もよく分かります。疲れ果てて帰る電車の中で、幸せそうな家族連れを見て「自分は何をやっているんだろう」と立ち止まってしまった夜が何度もありました。
僕は31歳で48戦という長い道のりを歩き、今の妻と「家族」になりました。だからこそ、婚活に疲れ果てて「独身でいい」と投げ出したくなっているあなたに、伝えたいことがあります。
婚活に疲れたなら、一度立ち止まってもいい
まず、今この記事を読んでいるあなたに伝えたいのは、「一度、婚活のことを忘れて休んでもいい」ということです。
婚活をしていれば、気持ちが落ち込むのは当たり前です。「もう独身でいいかな」と思ってしまうのは、あなたがそれだけ一生懸命に取り組んできたからこそ。そんな時は思い切ってスマホを置いて、婚活とは全く関係のない、自分の好きなことに時間を使ってください。
ただし、「完全にやめてしまわない」ことだけを意識してみてください。「休む」ことと「諦める」ことは、似ているようで全く違います。
荒波の中で、一度港に入って体を休めるのは、航海を続けるための大切な準備です。わざわざ自分の船を沈めてしまう必要はありません。
独身は気楽。でも、なぜ「他人」と家族になるのか
正直に言うと、独身は圧倒的に「気楽」です。自分のためだけに時間もお金も使える自由は、何物にも代えがたい魅力があります。
それでも、昨日まで他人だった人間と、同じ屋根の下で暮らしていく。冷静に考えると、それはとても不思議で、決して簡単ではないことです。
では、なぜそこまでして「家族」になるのか。 それは、「何があっても、この人は自分の隣にいてくれる」という、理屈ではない安心感があるからです。
例えば、体調を崩して寝込んでしまったとき。暗い部屋で一人ではなく、リビングから微かに聞こえる物音や気配を感じるだけで、「自分はもう一人じゃないんだ」と心から救われる瞬間があります。
この「隣に誰かがいるという体温」こそが、他人同士が家族になる本当の意味なのだと、僕は今の生活を通じて実感しています。
なぜ「自由」を離れてまで、責任を引き受けるのか
「不自由になる」ということは、裏を返せば「簡単には壊れない関係」を手に入れるということです。
「簡単に投げ出せない」からこそ、守られる
喧嘩をしたとき、仕事がうまくいかないとき、あるいは病気になったとき。気楽な付き合いなら、そこで関係が終わってしまうかもしれません。 でも、結婚という形を選んだ二人は、簡単には逃げ出せません。しんどい時でも踏みとどまって、一緒に乗り越えようとする。その「覚悟」があるからこそ、一人では耐えられない荒波も越えていけるのです。
世の中から「家族」として守られる安心
役所の手続きや緊急時の対応など、社会には「家族」という単位を前提に作られた仕組みがたくさんあります。 これらは、世の中が「家族」という結びつきを信頼し、守ろうとしている証拠です。いざという時に自分たちを支えてくれる「制度」があることは、生きていく上での小さくない安心材料になります。
48人の出会いを経て、僕が「今の妻」と家族になった理由
僕が今の妻を人生のパートナーに選んだのは、単に「好き」という感情だけではありません。この記事で書いたような「結婚という責任」を、「この人と一緒なら、楽しみながら引き受けられる」と心から思えたからです。
お互いに望むことを話し合い、違う部分は歩み寄り、一つひとつ納得しながら進んできました。そうして手に入れた今の生活は、独身時代の自由さとはまた違う、穏やかで誇らしいものです。
48戦という長い道のりでしたが、あの時諦めずに「自分たちが納得できる形」を探し続けて本当に良かったと、心から感じています。
FAQ:結婚に迷うあなたへの回答
- 本当に一生、一人の人を愛し続けられるか不安です
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「愛」を、自然に湧き上がる感情だけではなく、「この人を大切にする」という自分の決めた約束だと考えてみてください。感情には波がありますが、自分で決めた約束なら、自分の意思で守り続けることができます。
- 独身の友達が楽しそうで、自分だけ取り残される気がします
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「今の自由」と「10年後の安心」を想像してみてください。30代の今は友達と予定を合わせやすいですが、40代になり、周りが家族との時間を優先し始めたとき、自分だけが今の場所に取り残される寂しさを想像してみることも大切です。
- 妥協してまで結婚する必要はありますか?
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「妥協」ではなく、「納得」を探してみてください。100点満点の相手はいません。でも、「この人と一緒なら、人生のいろんな課題を乗り越えていけそうだ」と心から納得できれば、それがあなたにとっての正解です。
- 投げ出したくなった時はどうすればいいですか?
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思い切って「お休み」しましょう。完全にやめるのではなく、「今は休憩期間」と決めて、自分をしっかり甘やかしてあげてください。心が落ち着いたら、また「なぜ自分は結婚したかったのか」を、このブログに確認しに来てください。
結論|婚活は「自分を納得させるための道のり」である
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 正直に言えば、今は結婚しなくても十分に生きていける時代です。独身は気楽ですし、自分一人のためにお金も時間も使える。婚活に疲れて「もういいや」と投げ出したくなるのは、逃げでもなんでもない、ごく自然な感情です。
もし今、あなたがボロボロなら、一度思い切って休んでください。 無理に活動を続けても、鏡に映る自分の顔がどんどん曇っていくだけです。一度港に寄って、ゆっくり傷を癒やす時間は、幸せな結果を掴むために絶対に必要です。
ただ、一つだけ約束してほしいことがあります。 「なんとなく」で再開しないでください。
なぜ、あなたは自由を離れてまで、誰かと一生を共にする覚悟を決めようとしたのか。 寂しさなのか、将来への不安なのか、それとも誰かと支え合って生きていきたいのか。 綺麗事は抜きにして、その本音を一度、言葉(言語化)にしてみてください。自分の原点がはっきりした時、それはまた一歩踏み出すための、何物にも代えがたい「力」に変わります。
もし、また道に迷ったら
48戦という長い道のりを歩いた僕だからこそ、あなたの「もう無理だ」という言葉を否定しません。「自分の気持ちが整理できない」「これからどう動けばいいか分からない」
そんな時は、一人で抱え込まずに僕に相談してください。自慢話を聞かせるためではなく、あなたが「これでいいんだ」と納得して進むために、僕の経験をすべて使ってください。
婚活は、あなたを縛るものではなく、未来のために「覚悟」を決める場所です。 あなたが心から納得できるゴールを掴み取るまで、僕はここで発信を続けます。


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