45人目か46人目だったと思います。正確な回数はExcelを見ればわかりますが、あの日のことは数字より先に場面で覚えています。
相手の仲人が選んでくれた場所が、グランドプリンスホテル新高輪の「ラウンジ もみじ」でした。
1時間のお見合いのはずが、気づいたら1時間半近く経っていました。いつもは時計を気にしているのに、あの日は一度も見なかった。話しやすくて、違和感がなくて、彼女は主体的に話してくれました。共通点もあって、気づいたら笑っていた。「この人かもしれない」というより、「終わりたくないな」と思っていました。
今の妻です。
そういう場所なので、このラウンジのことは少し丁寧に書いておきたいと思います。
品川エリアでお見合いが決まった時に候補に挙がりやすい場所ですが、初めて行く人には意外と注意点が多いです。事前に知っておくと当日が楽になるので、実際に十数回使った経験から書きます。
アクセスと場所の注意点
品川駅高輪口から徒歩5分強。緩やかな坂道があります。夏場は汗をかくので時間に余裕を持って向かうことをおすすめします。
一番多いトラブルが「品川プリンスホテル」との混同です。周辺に似た名前のホテルが複数あるので、事前に「品川駅を背にして坂を登り切った先にある、グランドプリンスホテル新高輪の方です」と地図つきで送っておくと安心です。シャトルバスもあるので、女性への案内として伝えておくと丁寧な印象になります。
空間について
天井が高く、窓一面に庭園が広がっています。L字型のソファ席が多いので正面で向き合わずに座れます。生演奏が流れていて、会話が途切れても気まずくならない。スタッフの目配りが細かく、お水が減るとすぐに注いでくれます。
2名で4,000円超と値段は高めですが、この環境を考えると納得できます。
30分前に着く理由
僕はここに限らず、お見合いの30分前到着を徹底していました。
受付を済ませてから、庭園を少し歩きます。広い空と緑を見ながら歩くと、仕事モードから切り替わります。「さっき庭を歩いてきたのですが、綺麗でしたよ」という一言も、最初の話題として自然に使えました。

妻と会った日も、彼女は10分前にはラウンジの前にいました。お互いに余裕を持って来ていたので、最初の一言から焦りがありませんでした。
沈黙が気まずくならない理由
「もみじ」で助かったのは、場所自体が会話を助けてくれることです。
スタッフの目配りが細かく、お水が減るとすぐに注ぎに来てくれます。会話が途切れた瞬間にスタッフが動いてくれると、自然な「間」ができて次の話題を探す余裕が生まれます。
生演奏も流れているので、無理に喋り続けなくても沈黙が気まずくなりません。
初めてのお見合い場所としてここを選ぶ人が多い理由は、たぶんこういうところにあります。
こうした環境の助けを借りることで、僕は「何か喋らなきゃ」という重圧から解放され、自然体でお相手と向き合うことができました。
お会計について
会計は出口のカウンターで行います。週末は混むので、お相手を入口付近のソファへ案内してから一人でレジへ向かうようにしていました。「少しだけこちらでお待ちいただけますか」と一言添えるだけです。最後の数分の動きが、全体の印象に意外と残ります。
FAQ:新高輪「もみじ」の気になるポイント
- お相手が「品川プリンスホテル」と間違える心配はありませんか?
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非常に多い間違いです。事前の念押しを徹底してください。 品川駅周辺には「品川プリンス」「ザ・プリンス さくらタワー」など名前の似たホテルが密集しています。事前に「品川駅を背にして坂を登り切った先にある、グランドプリンスホテル新高輪の方です」と地図を添えて強調しておくことが、合流時のトラブルを防ぐ唯一の策です。
- 庭園散歩はお相手の女性と一緒にできますか?
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お見合いが盛り上がった際の「最高のアディショナルタイム」になります。 お見合い後に意気投合し、「もう少しお話ししたいな」と感じたとき、「庭が綺麗だったので、少し歩きませんか?」と誘うのは非常にスマートな次の一手です。ラウンジ内とは違ったリラックスした雰囲気で、より深い対話が望めます。
- 週末の混雑状況はどうですか?
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非常に人気のため、待ち時間は「前提」として動くべきです。 週末の午後は満席になることが多いです。私はいつも30分前に到着して受付(ウェイティングリストへの記名)を済ませておき、その待ち時間を利用して自分自身の緊張を整えるために「庭園散歩」をしていました。
- 席の指定はできますか?
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基本的にはホテル側にお任せですが、どの席も「合格点」です。 席の指定は原則できませんが、どの席もゆとりがあり、隣との距離も十分に確保されています。「もみじ」という会場の品格とスタッフの配席を信じて、安心してお相手との会話に集中してください。
まとめ:最高の環境は「自分らしさ」を引き出す
48人もの方とお見合いを重ねてきた中で、最も空間が豪華だったのが、この「もみじ」でした。そして意外なことに、一番リラックスして「自分らしく」話せたのも、この場所でした。
豪華なホテルという「最高の環境」は、自分でも気づかないうちに、内面にある「余裕のある自分」を引き出してくれるのかもしれません。
もしあなたがここで、美しい庭を眺め、生演奏に耳を傾けながら、「沈黙さえも心地よい」と思える相手に出会えたなら。その直感は、きっと正しいはずです。僕が48戦の末に手に入れたこの実感を、ぜひあなたにも品川の空の下で体験してほしい。そう願っています。
【さらなる「戦略」で勝率を高めるために】




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