「写真が素敵だから」と、プロフィールを読んで感じた「小さなしっくりこない感覚」を無視して、お会いする約束をしていませんか?
IBJ(日本結婚相談所連盟)で48回ものお見合いを繰り返してきた僕は、ある時期から気づきました。「プロフィールに漂うわずかな違和感は、会った瞬間に10倍になって襲ってくる」という事実に。
せっかくの休日を使い、ジャケットを着てホテルのラウンジへ向かう。それなのに、会った瞬間に「やっぱり、予感が当たってしまった……」と肩を落として帰る電車の中。あのお金と時間が溶けていくような虚しさを、僕は嫌というほど味わってきました。
今回は、僕自身の48回の経験と、同じように婚活の荒波を戦ってきた仲間たちの体験から見えてきた、「会う前に見抜くべき、ミスマッチのサイン」をすべてお話しします。
この記事を読めば、写真の華やかさに惑わされず、「本当に自分と価値観が合う人」をプロフィールの段階で見極める力が身につくはずです。
もう、お見合い後の帰り道で、一人ため息をつく必要はありません。あなたの貴重な時間と、心からの笑顔を、本当に大切なお相手のために取っておくためのヒントを詰め込みました。
この記事を読み終える頃に、あなたが得られるもの
48回のお見合いを経験し、時には「なぜ会ってしまったんだろう」と後悔することもありました。そんな僕の失敗から生まれた「知恵」を、あなたに共有します。この記事を読むことで、あなたの婚活は次のように変わります。
「会ってがっかり」という空振りを未然に防げる:お返事が遅かったり、プロフィールの言葉が少なすぎたり……。活動に対してあまり前向きでない人に見られる「共通のサイン」をお伝えします。会う前にその予兆に気づくことで、心のダメージを最小限に抑えられます。
大切なお金と時間を、「本当に会うべき人」だけに使える:1回3,000円のお茶代や、貴重な週末の数時間。それを「なんとなく」で消費するのではなく、「この人となら、いい時間が過ごせそう」と確信を持てるお相手だけに注げるようになります。
「支え合えるパートナー」を見抜く目が養われる:プロフィールに書かれたキラキラした言葉の裏にある「自立心」や「思いやり」を読み解く力がつきます。単なるお見合い相手ではなく、「これから先の人生を共に歩めるかどうか」を冷静に判断できるようになります。
お相手の「本気度」が透けて見える、プロフィールの見方
お見合いが決まるのは、あくまでスタートラインに立っただけです。そこから幸せな結婚というゴールまで一緒に歩んでいけるかどうかは、お相手が「どれだけこの活動に、真剣な思いを込めているか」にかかっています。
48回のお見合いを経験してわかったのは、「プロフィールの丁寧さと、結婚への本気度は、鏡のように一致する」という厳しい現実です。
ここでは、会う前に必ずチェックしておきたい、お相手の「やる気が少し心配なサイン」を、僕の苦い体験と一緒にお伝えします。
1.自己紹介の文章が、極端に短い(数行しかない)
僕の苦い体験: 自己紹介がわずか1行だけの方とお会いしたときのことです。実は「親に言われて無理やり登録しただけ」という方で、こちらがどんなに話題を振っても「はい」「いいえ」だけで会話が終わってしまいました。
コウの視点: 文章が短いのは、「自分の言葉で未来を切り拓こう」という気持ちが、まだ固まっていないサインかもしれません。お互いのことを知ろうとする熱量に差がありすぎると、会ったときにお互いが疲れてしまいます。お相手の「結婚への思い」が文章に現れているか、まずはそこを優しくチェックしてみてください。
2.写真が「自撮り」だけ、または雰囲気が伝わらない
僕の苦い体験: 加工の強い自撮り写真1枚だけの方とお会いした際、正直、お写真と実物の印象がかなり違っていて戸惑ったことがあります。それ以上に、お見合いという大切な場に対して「プロに撮ってもらう」という準備を避けている姿勢に、寂しさを感じてしまいました。
コウの視点: 相談所での活動には安くない費用がかかります。その中で、第一印象を決める写真をプロにお願いしないのは、「出会いへの準備を少し後回しにしている」というサインかもしれません。 また、日常の様子がわかる写真(カジュアル写真)を載せてくれている人は、自分のことを誠実に伝えようとしてくれる「心の余裕」がある人だと僕は感じます。
3.写真が「自撮り」のみ / カジュアル写真の不足
体験談: 過度な加工が施された自撮り写真1枚のみの方とお会いした際、情報の正確性に大きな課題がありました。身だしなみを含め、お見合いという公式な場に対する「準備の優先順位」が低いと感じざるを得ない場面もありました。
コウの視点: 相談所の活動費用を投じながら、プロによる撮影(標準仕様)を避けるのは、「第一印象という『窓口』を大切にしていないサイン」です。また、カジュアル写真(日常のデータ)がないのは、情報の透明性に消極的な証拠。実物は「プロフ写真の7〜8割の解像度」で見積もっておくのが、心の準備(がっかりしないための工夫)における鉄則です。
「暮らしの感覚」が合う人を見極める、たった一つの視点
結婚生活は、二人で一つの家を運営していく「共同作業」です。だからこそ、お相手が「日々の生活を回す大変さ」をどれだけ知っているかは、僕にとって見逃せないポイントでした。
プロフィールの「居住形態(実家か一人出暮らしか)」という項目。ここから僕が読み解こうとしていたのは、家事のスキルそのものではなく、「自分の生活に責任を持っているかどうか」です。
1.30代以上で「家族と同居中」の方と会うときに、僕が意識したこと
僕の苦い体験: 30代で「家事はすべてお母さん任せです」という方とお会いしたときのことです。お話しをしていると、電気代や日用品の値段、料理の手間など、生活の「裏側」にある苦労を全く知らないことに驚きました。 悪気はないのでしょうが、「結婚しても誰かがやってくれるのが当たり前」という空気感に、僕は「一緒に歩んでいくパートナー」としてのイメージが持てず、少し寂しい気持ちになりました。
コウの見解: もちろん、介護や仕事の事情で実家にいる方もいます。ただ、一人暮らしを経験していないと、「生活を維持するためにどれだけの時間とお金が消えていくか」という実感が湧きにくいのは事実です。 僕が一番気をつけていたのは、「今の快適な環境を、結婚相手にもそのまま求めていないか」という点です。
見極めのポイント: 実家暮らしがダメなわけではありません。大切なのは、「これからは二人で生活を作っていくんだ」という覚悟があるかどうかです。 お見合いの席で「家事はどう分担したいですか?」という質問をしたとき、「やったことがないのでわかりません」で終わるのか、「今は親に頼っていますが、結婚したら二人で協力したいです」と言えるのか。そこにある「歩み寄る姿勢」を、僕は大切にしていました。
2.日程調整でわかる、お相手との「心の距離」
お見合いが決まった後、最初に行うのが「日程調整」です。実は、ここでお相手との相性が、お会いする前からはっきりと分かってしまいます。
候補日が「1日だけ」、返信に「数日」かかるお相手
僕の苦い体験: 「来週の日曜日の13時しか空いていません」というピンポイントな指定をされ、こちらが代案を出しても、お返事が来るのが3日後……ということがありました。会う前から調整だけでクタクタになり、ようやく当日お会いしても、お相手の熱量はやはり低く、お断りされてしまうことが多かったです。
コウの見解: レスポンスが遅いと、待っている間は本当に悲しい気持ちになりますよね。スピード感がないのは、単に忙しいからではなく、「この出会いを大切にしよう」という優先順位が低いサインかもしれません。 また、仲人さんを通している場合、これほど遅い調整をそのまま通してくる相談所自体も、成婚に向けて二人をサポートしようという熱意が少し欠けている可能性があります。
見極めの基準: 日程調整は、二人で行う「初めての共同作業」です。 ここでスムーズにいかない相手とは、結婚後の大切な決め事(住まいやお金のことなど)でも、足並みを揃えるのが難しくなる可能性が高いです。「調整に時間がかかりすぎるな」と感じる相手は、残念ながら交際まで進む確率も低いというのが、僕が48回のお見合いでたどり着いた結論です。
「理想の押し付け」と「借り物の言葉」に潜む落とし穴
プロフィールを読むときは、書かれている「内容」だけでなく、その「書き方」から透けて見えるお相手の性格にも注意を払うべきです。
1.お相手への希望が、細かすぎる(条件の箇条書き)
僕の苦い体験: 「身長は〇〇cm以上」「デートはリードしてくれる人」など、具体的な条件がずらっと並んでいる方とお会いしたときのことです。お会いしている間も、僕の発言や振る舞いを細かくチェックされているような視線を感じ、まるで「合格・不合格」の判定をされているような重苦しい空気になりました。
コウの見解: 理想を持つのは自由ですが、それをプロフィールに書き連ねてしまうのは、「これを読んだ相手がどう感じるか」という想像力が少し足りないサインかもしれません。 「自分に合う人を探す」のではなく「自分の理想に相手を当てはめる」という気持ちが強いため、いざ一緒に生活を始めたときに、お互いの歩み寄りが難しくなる可能性が高いです。
2.プロフィールが「完璧」すぎて、本人の声が聞こえない
僕の苦い体験: どこを読んでも非の打ち所がない、完璧すぎるプロフィールの方。でも、深くお話しをしてみると、実はその内容はすべて結婚相談所の担当者が書いたもので、本人の本音や価値観とはかけ離れていた……ということがありました。
コウの見解: あまりに魅力的すぎるPR文は、時に「本当の自分」を隠してしまっていることがあります。 いざ交際が始まってから、「実はプロフィールに書いてあったこと(家事への考え方や趣味など)は、形だけだった」と気づくのは悲しいですよね。自分の言葉で一生懸命書いているか、文章に「その人らしさ」という温度があるか。そこを見極めることが、会ってからの「思っていたのと違う」を防ぐための大切なポイントです。
婚活現場の疑問を解決!FAQ
- 実家暮らしでも「料理は手伝っている」と言う人は?
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「手伝う」という言葉に、お相手の本音が隠れているかもしれません。 家事を「誰かがやるのを助けること」と考えている場合、結婚後にあなたが「あれやって、これやって」と指示を出さないと動いてくれない可能性があります。 食材の買い出しから、献立作り、後片付けまでを「自分一人の責任」でやったことがあるか。 会話の中で、その「当事者意識」があるかどうかを優しく探ってみてください。
- 写真と実物のギャップを避けるには?
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「普段の様子」がわかる写真が載っているかを確認しましょう。 スタジオで撮った写真は、いわば「最高の自分」です。それとは別に、友人との旅行やカフェでの日常写真(カジュアル写真)を載せている人は、「ありのままの自分を知ってほしい」という誠実さの表れです。こうした「情報の透明性」を大切にするお相手を選ぶのが、一番の近道です。
- 条件が完璧すぎる女性に申し込んでもいい?
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もちろんです。ただ、文章に「その人らしさ」があるかをチェックしてください。
あまりに完璧な文章は、相談所の担当者が用意したテンプレートかもしれません。趣味や休日の過ごし方に、「その人にしか書けない具体的なエピソード」があるかどうか。血の通った「自分の言葉」がない場合、会った時にプロフィールの印象と大きくズレてしまうことがあります。 - プロフィールの「共働き希望」はどこまで信じていい?
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その仕事に対する「思い」が書かれているかを見てみましょう。 単に「共働き希望」とあるだけではなく、「今の仕事をどう大切にしているか」「結婚後もどうキャリアを築きたいか」。具体的なイメージを語っている人ほど、結婚後の生活を共に支え合おうという覚悟がしっかりしている、と僕は感じました。
- 返信は遅いけど、どうしても魅力的な人は?
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厳しいようですが、そのお相手にとって今のあなたの優先順位は、残念ながらあまり高くありません。 婚活という一番熱量が高い時期にレスポンスが遅いのは、お相手への敬意(リスペクト)が少し足りないサインでもあります。結婚後の大切な相談事も後回しにされてしまう不安があります。勇気を持って、もっとあなたを大切にしてくれるお相手に目を向けるのも、幸せへの大切な戦略です。
まとめ:その「違和感」は、自分を守るためのサイン
僕が48回のお見合いに、20万円近いお金と膨大な時間を投じて得た結論。それは、「プロフィールや日程調整で感じた『わずかな引っかかり』は、会った瞬間に『大きな後悔』に変わる」ということです。
写真と実物のギャップ、生活感のズレ、配慮のない日程調整……。これらを「いつか変わってくれるかも」と期待して突き進むのではなく、「自分とは歩幅が合わないサイン」として冷静に受け止める勇気を持ったとき、僕の婚活は劇的に動き出しました。
その結果、僕は今の妻に出会うことができました。
一人暮らしで培った、自立した生活感覚
共に家計を支えようとする、力強い仕事への思い
調整の段階から「3つ以上の候補」を出してくれる、深い思いやり
無駄な遠回りをやめ、自分の価値観を大切にしてくれる人を見極める「目」を持てたからこそ、僕は最短距離で幸せを掴むことができました。
婚活は、自分を削って相手に合わせる「修行」ではありません。 「この人となら、無理なく笑い合える」という確信を持てる相手を探す旅です。
あなたが、帰り道の電車で二度とため息をつかなくて済むように。 僕が150戦の果てにたどり着いた、さらに一歩踏み込んだ「成婚への戦略」を、こちらの記事にまとめています。



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